遺言書の封筒の書き方

歳を取ってくれば、遺言書を残しておこうと考える事も出てくるでしょう。
けれど、遺言書ってただ書いておいておけば良いと言うものではないのです。
書いた後は封筒に入れ、きちんと封じた上で、可能であれば弁護士などしかるべき人に預けておくのが安心です。

 

遺言書の封筒の書き方は、少し特殊です。
まず表面には、はっきりと分かりやすい字で「遺言書在中」と書きましょう。
そして封筒の裏面ですが、書き方で忘れてはならないのが、日付。
これは、いつ遺言書が作られたのかをはっきりさせるためにも、必ず書きましょう。
また、当然ですが遺言者の名前も書きます。
人によっては住所などを記載する事もありますが、必須ではありません。

 

さらに、遺言書の書き方では封筒にも印鑑を押します。
遺言書本体で押したものと同じ印を使用しましょう。
名前の下に一つ、封じ目に一つ押します。
封じ目に印を押す事で、開封されたらすぐに分かるようになります。

 

非常に大切な書類なので、作成には慎重を期しましょう。